12星座【誕生月】 ギリシア神話 星座

かに座の特徴とギリシャ神話の物語

かに座はちょっと見つかりにくい星座ですが、ぼんやりと輝く星団を目印にすると簡単に見つけることができます。このかに座はおもしろいギリシア神話にまつわる星座なので大蟹がなぜ星座になったのかということについて知っておくとおもしろいかもしれませんよ。

 

かに座の特徴


春の夜空に見られるかに座は3月に頭の真上に輝く星座です。7つの星を繋いで構成されるこのかに座には、3等星よりも明るい星が存在しないため見つけづらい星座でもあります。

かに座の中心には白い靄のように光っている星の集まりを月の出ていない夜に確認できるはずです。この白い靄は、プレセベ星団という100個ほどの恒星の集まりで、甲羅部分にあたります。

そこからまわりにある3等星以下の暗めの星々でかにのハサミや脚部分をかたどっているので春先にはぜひ確認してみるようにしましょう。

若干見つけにくく感じるかもしれませんが、ふたご座としし座のちょうど真ん中あたりにある星座なので春先の3月、寒さの残る夜空を見上げてみると優しい光で輝くかに座を確認できます。

 

かに座のギリシャ神話の物語


かに座は英雄のヘラクレスがヒドラと戦った場面のギリシア神話の中で登場する大蟹のことです。ヘラクレスは12の試練を課せられ、そのうちの1つが9つの頭を持つ幻獣のヒドラを退治するというものでした。

ヒドラはレルネアという谷にある泉に毒を流し住民を困らせていました。そこでヘラクレスはこの問題を解決するためにヒドラ退治に出向くことになります。

ヒドラの頭は切っても切ってもすぐに再生してしまい、ヘラクレスはなかなかヒドラを退治することができず困っていました。そこに登場したのはかに座のモチーフとなっている大蟹です。

ヘラクレスは大蟹がヒドラ退治の手助けをしてくれるものだとばかり思っていましたが、大蟹はヒドラを退治するどころかヘラクレスの邪魔をするために足を大きなハサミで挟んできてしまいました。

このことに腹を立てたヘラクレスは大蟹を足で力強く踏みつぶしてしまうことになります。ではなぜヘラクレスを助けるはずの大蟹がヘラクレスの邪魔をしてしまったのでしょうか。

またなぜ不名誉なことをしてしまった大蟹が星座になることができたのでしょうか。その答えは尋常離れしたヘラクレスの強さにありました。

ヘラクレスのあまりの強さに十二神のヘラが嫉妬し、ヘラクレスの邪魔をしてくれた大蟹を褒めて、星座にしてあげたという言い伝えがあります。

 

そしてもう一つの伝承があり、ヘラクレスは全能の神であるゼウスとミケーネ王妃アルクメネーとの間に生まれた子供であったことから、実妻のヘラは嫉妬に狂い大蟹を回し者にしてヘラクレスを殺そうとしたという説もあります。

ヒドラはその後どうなったのか?

首を切り落としても切り落としても生えてくるヒドラに悪戦苦闘したヘラクレスはあることを思いつきます。それは切った首の切り口に松明を押し付け焼いてしまおうというものでした。

これが功をそうしてヒドラは最後の首一本になり、岩の下に閉じ込められ無事に退治することができたそうです。そしてこのとき退治されたヒドラはうみへび座として星になったと言い伝えられています。

 

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