12星座【誕生月】 ギリシア神話 星座

いて座の特徴とギリシア神話での物語

いて座はもっとも古くから伝えられている星座で半獣人が弓を持つ姿をしています。ここではいて座の特徴と、ギリシア神話での物語について紹介したいと思います。

 

いて座の特徴


いて座は夏の南の空に輝く星座でさそり座の東側に低く存在しています。6つの星がひしゃく型に並んでいる南斗六星が目印で天の川に位置しているのでとてもきれいな星座です。

弓を持った半獣人の姿をしていますが星の並びからではその姿はなかなか想像できないでしょう。

いて座は2等星が1つ、そして暗めの3等星以下の恒星でできた星座になるのでちょっと探し出すのは難しいかもしれませんが、さそり座の真ん中あたりにある赤く光る1等星のアルテミスを目印に探してみるのがいいかもしれません。

 

いて座のギリシア神話の物語


いて座になったとされる半獣人の姿は、弓の名手のケイロンだったとされています。上半身が人間、下半身が馬という特徴的な姿を持った種族のケンタウロス族であった彼は、弓の神であるアポロンと月の女神であるアルテミスから音楽や弓、そして医療などについて様々な技術を学ぶことになりました。

ケイロンはこの教わった技術を若者に継承しようと教育に勤しんでいました。その生徒の一人がゼウスの息子であるヘラクレスです。ヘラクレスはケンタウロス族と共にケイロンの教育を受けていましたが、気性が荒いヘラクレスは他の生徒と争いを始めてしまいました。

ヘラクレスは争いの末、ヒドラの毒を塗った弓を放とうとしましたがケイロンがそれを防ぐために間に割って入ります。その結果、ケイロンはヒドラの毒に苦しめられてしまうことになるのです。

ケイロンは不死身の身体を持つケンタウロス族でしたので、ヒドラの毒で即死することができずに長い間もがき苦しんでしまうことになりました。この永遠の毒の苦しみに耐えるケイロンを可哀想に思ったヘラクレスは父であるゼウスに安楽死をさせるように懇願することになります。

ゼウスはその願いを受け入れ、ケイロンの不死身の能力を巨人族の英雄であるプロメテウスに与えることでケイロンは安らかな眠りにつきました。

ケイロンは多くの生徒から慕われおり誰もがその死を悲しんだため、射手座として永遠に夜空に輝くことになりました。ヘラクレスが弓に塗ったとされるヒドラの毒は、自分自身で退治したヒドラのものです。

その毒で大切な人を亡くしてしまう結果になってしまうとはなんと皮肉な事でしょうか。

 

いて座の星に名前を付けれるスターネーミングギフト

-12星座【誕生月】, ギリシア神話, 星座