12星座【誕生月】 ギリシア神話 星座

ふたご座の特徴とギリシア神話の物語

ふたご座は冬に見られる代表的な星座のひとつでプトレマイオス48星座のひとつです。仲良く兄弟が寄り添うその星座は黄道12星座の中でももっとも高く夜空を通る星座でもあります。ここではふたご座の特徴とギリシア神話における物語について紹介します。

 

ふたご座の特徴


ふたご座は冬の頭上高くに明るく輝く星座で男の子がふたり並んだ姿になっています。こいぬ座の上に位置するアルファ星とベータ星の2つ。アルファ星はカストルという固有名詞で2等星と3等星の2つの緑がかった星が重なり1.6等星のカストルとなっています。

ポルックスは1等星の明るい星でこの2つの星から3等星と4等星が天の川まで連なり構成されるのがこのふたご座です。

ふたご座はふたつの明るい星が頭上高くキレイに並んで輝いているのですぐ見つけることができるはずです。東側が兄のカストル、西側が弟のポルックスでこの2人の兄弟はいつまでも仲良く冬の夜空で輝いているので観測してみましょう。

 

ふたご座のギリシア神話での物語


ふたご座のモチーフになっているふたりの男の子はカストルとポルックスで大神ゼウスとスパルタ王妃であるレダとの間に授かった子供だとされています。

レダは美しい女性でゼウスはヘラという妻がいながらもこの女性に会いに行くために白鳥に姿を変え、ヘラの目を盗みレダの前に舞い降りました。愛し合ったレダはふたつの卵を産み落とします。

ひとつの卵からは双子の姉妹であるヘレンとクリュテムメストラが生まれ、もうひとつの卵からはふたご座となるカストルとポロックスが生まれました。このふたりは非常に逞しく武勇に優れていました。

兄のカストルは剣の達人、弟のポルックスは馬術に長けたとされています。しかしこのふたりにはひとつだけ大きな違いがありました。それはポルックスだけゼウスの血を引いて不死身であったということです。

このふたりは多くの戦場をくぐり抜け多くの戦績を残しました。おひつじ座のギリシア神話で語られる金色に輝く羊の毛皮をめぐる冒険であるアルゴ号の遠征隊にも参加します。まさに無敵のふたりでしたが、その伝説は長くは続きませんでした。

剣の達人であるカストルはメッシナのイダス兄弟との戦いで命を落としてしまうことになります。これに弟のポルックスはひどく悲しみ嘆き、ゼウスに懇願しました。『わたしたち兄弟はいつもふたりで死線をくぐり抜け助け合って生きてきました。

しかしわたしだけ不死身で死ぬことができないというのはあまりにも酷です。カストルと同じように限りある命でありたかった。どうかこの不死身の呪いを解いてもらえませんか?』と。

ゼウスはこの願いを叶え、カストルとポルックスは仲良く天に昇りいつまでも輝き続けるふたご座になりました。

 

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